So-net無料ブログ作成

ケインズ学会企画交流委員会企画(第2回パネル・ディスカッション)の紹介です。 [公開シンポジウム]


ケインズ学会企画交流委員会企画(第2回パネル・ディスカッション)の紹介です。

「会場設営の関係で、出席される場合は、必ず事前に次までお問い合わせください。

問い合わせ:小峯(龍谷大学)
 komine@econ.ryukoku.ac.jp

龍谷大学深草.jpg
 
******

ケインズと現代の危機
~理論・政策・思想から振り返る~

趣旨
 世界経済は再び乱気流の中にある。冷戦構造が終結して20年余り、資本主義が全世界を覆い、資本移動や貿易拡大によって大いなる発展が約束されたはずだった。それにもかかわらず、日本のバブル崩壊後の「失われた20年」、1997年からのアジア通貨危機、2001年の9.11ショック、2007年と2008年のサブプライムローン問題とリーマン・ショックなどの事例が語るように、資本主義はますます脆弱になっているように見える。
 約100年前もヒト・モノ・カネの大々的な移動が発生しており、グローバル化の進行と国民国家の主権が軋轢を起こしていた。脆弱性は第一次世界大戦で頂点に達し、安定化装置としての国際連盟、ワイマール体制、民族自決主義などは、ファシズム体制と第二次世界大戦によって潰えた。再び、国際連合、ケインズ主義、福祉国家、IMF=GATT体制などの安定化装置を考案したことによって、資本主義国はやがて高度成長時代を謳歌する。しかし、EUという新しい域内ブロック化は蹉跌を踏み、日米それぞれも経済上・政治上の苦しみを抱えている。WTO体制や世界銀行体制は多国間協議や資本移動の自由化によって、その権能を大きく損なった。
 ジョン・メーナード・ケインズ(1883-1946)は戦間期の乱気流を安定化させようと奮闘した思想家であった。現在、同様のグローバル経済が我々の安全や安心を脅かしているとすれば、彼の叡智を現代的視点から汲み取ることは可能だろうか。ケインズの何に学び、何を批判し、どのような新しい洞察力を得ることができるだろうか。
 このシンポジウムでは、ケインズの洞察力を現代的な視点から再考している三名の専門家をパネリストとして招聘し、その理論・政策・思想という三方向から、「新しい総合知」を考察する好機としたいと考えている。なお質疑応答の時間を多く取り、シンポジウム終了後は名刺交換の場を設けるなど、パネリストと聴衆、あるいは聴衆同士を結びつけようという意図もある。

「ケインズと現代の危機~理論・政策・思想から振り返る~」

日時:2013年2月9日(土) 15:00-17:30
場所:龍谷大学深草学舎・紫光館301教室(3階)

http://www.ryukoku.ac.jp/about/campus_traffic/traffic/t_fukakusa.html
(国道24号線 竹田久保町交差点)
http://www.ryukoku.ac.jp/fukakusa.html [14の建物]

・京都市営地下鉄烏丸線「くいな橋」駅、東へ徒歩5分
・京阪本線「深草」駅、西へ徒歩10分(第一軍道より)
・JR奈良線「稲荷」駅、南西へ徒歩15分(第一軍道より)

対象:社会人、学生

主催:ケインズ学会
 
http://keynes-society.blog.so-net.ne.jp/
後援:龍谷大学経済学会

開会の挨拶(司会)(15:00-15:10)

基調講演1(15:10-15:35)
 ケインズと危機の思想(間宮陽介・京都大学教授)
基調講演2(15:35-16:00)
 ケインズと現代理論(酒井泰弘・滋賀大学名誉教授、前龍谷大学特任教授)
基調講演3(16:00-16:30)
 ケインズと国際経済(岩本武和・京都大学教授)
パネルディスカッション(16:30-17:00)
質疑応答(17:00-17:30)
閉会の挨拶(司会)

懇親会(17:30-18:30)有料1000円
 軽食・ソフトドリンクの名刺交換会(同じ会場)

●内容
 それぞれの視点から3人の基調講演を25分ほど行った後、各論点に関して3人のパネルディスカッションを30分ほど行い、最後にフロアからの質疑応答を30分ほど募りたい。
 間宮陽介先生には思想的な観点から主にケインズの現代的意義を、酒井泰弘先生には理論面から見たケインズ経済学の意義を、さらに岩本武和先生には国際関係に関する政策的な観点から、それぞれお話いただく予定である。

●パネリストの紹介
・酒井泰弘・前龍谷大学特任教授、滋賀大学名誉教授、リスクと経済学の第一人者。『リスクの経済思想』など著作多数。
・間宮陽介・京都大学教授、ケインズ『一般理論』の新訳、経済と倫理の第一人者。『ケインズとハイエク』など著作多数。
・岩本武和・京都大学教授、ケインズと国際経済の第一人者。『ケインズと世界経済』など著作多数。

●パネル司会
・近藤真司:大阪府立大学教授。『ヴィクトリア時代の経済像』(共著)など、著作多数。龍谷大学経済学部出身。


 


第2回 ケインズ学会 特別講演  講師:福岡正夫先生 [第2回 ケインズ学会年次大会]

P1020951.JPG 明治大学リバティタワー.jpg

第2回 ケインズ学会 特別講演 

 「ケインズ経済学の回顧と展望 - 未完の革命」

福岡正夫先生 (慶応義塾大学名誉教授)

 11月23日(金) 午後、理論経済学界の大御所 福岡先生をお招きして、ご講演をお願いいたしました。1時間以上におよび熱弁でした。その気迫、気力、知力は驚嘆すべきものであると同時に、若手は手本とみなすべきものであります。

 あらかじめいただいていた下記の項に沿って講演は行われました。

1.当初わが国での受け入れ方

2.戦後の大転換 - IS・LMモデルの定着

3.IS・LMモデルではまだ何が足りないか

4.アローの問題提起

5.ケインズ体系とワルラス体系の相違点

6.革命の完結に向けて


11月23日、24日の第2回年次大会(明治大学)盛況でした [第2回 ケインズ学会年次大会]

 

明治大学リバティタワー.jpg 

・11月25日(日)

 

11月23日、24日の第2回年次大会(明治大学)は予定通り開催され、さまざまな「ケインズ・スピリット」が発揮される大会になりました。多くの方々の参加と熱心な討論により進行することができました。
 以下、今後のことに関しての2つのお知らせ事項を記させていただきます。

1.12月23日(日)大阪府立大学の招聘でRod O'Donnell教授(シドニー工科大学)の講演が予定されており、当学会はこれおを「後援」いたします。

2.企画交流委員会の第2回企画として2月9日(土)龍谷大学において、講演会「ケインズと現代の危機 - 理論・政策・思想から振り返る」を開催いたします。報告者は酒井泰弘氏、岩本武和氏、間宮陽介氏で、司会は近藤真司氏です。

 


2012-11-19 [第2回 ケインズ学会年次大会]

 

大会会場のリバティ・タワーへの行き方です。

リバティタワー2.gif